スタッフブログ
あっという間に今年も11月を迎えました!
10月は例年にないほど雨が多い一か月になり、
また、2週連続で週末は台風到来となりました( ゜Д゜)
皆様のお住いの地域は、被害や影響などは大丈夫だったでしょうか?
気圧、湿度、気温の低下と・・・体にこたえる日々となっていますが、
どうぞ皆様お体にお気を付けてお過ごしください。
ささいな不調などでも、お困りのことがある際は、
どうぞプラナ治療院にお気軽にご相談いただければと思います!
さて10月29日の日曜日、台風の影響で強い雨が降る中、
都内で、日本小児障がいマッサージ普及協会の定例会がありました。
代表の青山かほる先生が名古屋から来られ、
また、東京・神奈川・埼玉・千葉など、主に関東圏を中心に、会員の先生方が集まりました。
約3時間、青山先生のレクチャーや、様々な意見交換が行われました。
個別の病気や症状に対する、マッサージ・はりの施術の内容や技術向上について、
患者さんご本人や、お母さんを中心としたご家族の方々との、より良いコミュニケーションのあり方について、
訪看さんなど他の医療的ケアや、介護や介助のケアとの兼ね合いについて、などなど、
たくさんの話題が上がりました。
また、名古屋で青山先生が実践されている、
マッサージ施術とリハビリ的なトレーニングジムを兼ねたスタジオについての話もありました。
障がいや病気を持った方々が、ご家族含め、数組同じ時間帯に集まり、
施術を受けたり、自主的に行えるトレーニングをしたり、お互いに情報交換をしたり、
地域のサロンのような、和気あいあいとした集まりを行っているそうです。
私たちの施術は、様々な症状に応じて個別に訪問させて頂くことが主体ですが、
皆さんが気軽に集まれるような場を地域に作っていくことも、とても重要なことだと思います。
青山先生や他の地域の先生方から、本当に多くの知見と情熱をいただきました!
今年も早いものでもう10月ですね。
残暑らしい残暑のほとんどなかった先月ですが、ここ数日になっておかしな気温上昇が・・・
明日以降はまた一気に気温が下がり、11月並みの寒さとの予報です。
急激な気温の変化、また週末にかけてのお天気の変化に備えて、
皆さんくれぐれも体調管理にお気を付けてお過ごしください。
先週プラナ治療院では、10月の定例会や、
訪問している放課後デイさんとの合同ミーティングがありました。
定例会では、最近の患者さんの様子、新規の患者さんについての話し合いなどが行われました。
多くの困難を抱えている患者さんに、鍼灸マッサージの施術者として、どのようなことがしてあげられるのか・・・
たとえ同じ病名・診断名でも、
その方その方の症状・状態は千差万別であって、
その方その方に合った施術やコミュニケーションを、どう築いていくかが、本当に大切です。
全ての患者さんについて言えるのはもちろんですが、
小児障害の患者さんには特に、お子さんたちそれぞれの個性や、症状の程度や違いを実感させられています。
定例会では他に、新たな治療や情報発信のアイディアとして、
円皮鍼を取り入れたり、お灸などの体験教室を開いたりする話などが出ました。
円皮鍼とは、1円玉くらいの大きさのシールにの真ん中に、1ミリ前後のごくごく短い鍼がついていて、
体のツボに貼っておいておけるものです。
シールは肌色で目立ちにくく、また鍼も本当に小さいものなので、痛みや違和感がなく貼っているのを忘れてしまうほど・・・
普段から体につけておくことで、持続的な凝りの緩和や血行改善などの効果が期待できます。
お灸の方は、これから寒くなっていく時期に入りますし、冷えやむくみ予防などに役立たせたいと思っています。
また、放課後デイさんとの合同ミーティングでは、
発達に困難を抱える様々な年齢のお子さんたちを対象に、
マッサージでどのようなアプローチができるかについて、
プラナ治療院が誇る超頭脳派・配嶋先生が壮絶なプレゼンをして下さいました!
感覚統合や動作法についての話になりますが、また日を改めてご紹介したいと思います!(^^)!
日によって気温の変動が激しいこの頃ですが、
だいぶ空気が秋らしくなってきました。
季節の変わり目に入ってきて、風邪をひいたり、食欲がいまいちだったり、
ここのところ体調が不安定な患者さんが増えているように感じています。
秋は台風も多い季節。
雨による湿気や気圧の変動に体が敏感に反応し、
体調管理が難しい頃でもありますね。
先週、プラナ治療院では定例会がありました。
定例会では、ここ最近の患者さんの様子や、
いくつか症例としてピックアップしたものなどを話し合います。
今回は主に、
発達障害の方へのマッサージや運動のアプローチについて、
新しく問い合わせがあったPVLの方の症状把握と施術について、
また、プラナ治療院では高齢の方への訪問施術も行っていますので、
そちらの方での、頚椎症と他の疾患の鑑別について、などなど・・・
色々と話し合いました。
PVLは脳室周囲白質軟化症で、脳性まひの原因疾患のひとつです。
個人差は大きくありますが、主に両足にまひが出る場合が多く、
歩行機能獲得に関しては、尖足や股関節の脱臼などに十分注意しなければいけません。
小児障がいは、その元になる疾患の把握はもちろんのこと、
やはり赤ちゃんから児童・青年期にいたるまでの、
筋肉・骨格の形成や、
運動機能・脳の認知機能の発達・成長をどう支援するかが、
とても重要です。
自ら十分に体を動かすことが困難な場合、
いかに外的に、体と脳の成長に必要かつ適切な刺激をあげられるか、
日々育っていく子供たちには、
日常的な、くりかえしくりかえしのアプローチの積み重ねが大切です。
小さい時期からのマッサージやはり施術は、
筋肉と関節に適度な刺激を与えるとともに、
触覚や固有覚などを刺激し、
ボディイメージの形成などに役立たせることができます。
医療ケアの選択肢の一つとして、ぜひ活用していただけたらと思います!
今日から9月です!
台風の影響で、今朝はさわやかな涼しい空気でした。
でもまた週末には残暑が戻るとの予報が出ていますが・・・
8月は、ここ数年の中でもかなり天候不順な1か月となりました。
肌寒かったり蒸し暑かったり、こんなに体温調整が難しい夏はなかなか無かったと思います。
またこれから季節の変わり目を迎え、風邪も引きやすい時期です。
皆さんくれぐれも体調管理にお気を付けてお過ごしください!
また、今週・来週から新学期を迎える子どもさんも多くいらっしゃると思います。
夏休み中の生活リズムが終わって、学校生活のリズムにまた戻るのに、少し時間がかかるお子さんもいらっしゃるかもしれません。
もちろん友達との再会に喜ぶこともある反面、
どっと体が疲れたり、神経が興奮してしまったり、夜の寝つき・朝の目覚めが悪かったり・・・
子どもたちにも、何かとストレスがかかりやすい頃です。
眠る前、ほんの軽くでいいので、
おなか、手・足先に、さするようにマッサージをしてあげると、
自律神経の切り替えがスムーズになりやすく、体の調子がととのいやすくなります。
ツボでいえば、手のひらには、労宮という精神状態を安定させるツボが、
足の裏には、失眠という眠りをよくするツボがあります。
★老宮(ろうきゅう)・・・薬指を曲げて手のひらにあたるところ
★失眠(しつみん)・・・足裏のかかとのどまんなか
予防としても効果的です!
お時間のあるとき、思いついたとき、
よかったらぜひおためしください ( ◠‿◠ )
今年も早いもので8月になりました。
関東はここのところすっきりしないお天気が続いています。
気温や湿度、気圧などの不安定さからか、
体調もなかなか落ち着きにくい時期だなと感じています。
8月といえば、夏休み・・・
毎年この時期になると、ラジオで某局の「夏休み子ども科学電話相談」を聞くのが、
ひとつの楽しみになっています。
主に小中学生の子供たちからの、科学に関する「どうして?」の質問電話に、
専門の先生たちがその場で答えていく番組です。
昆虫や動物、魚などの生き物のこと、植物のこと、宇宙や天文のこと、天気のこと、
人の体や心のこと、ロボットや機械のことなどなど・・・
子どもたちを取り巻く日常の世界の、さまざまな「???」を、取り上げていきます。
これがなかなか、おもしろいです。
(子供たちの質問も、説明に奮闘する先生たちの様子も)
「アリは、一匹いなくなっても、仲間のアリはそのことに気が付くの?」
「お茶碗のごはんより、オニギリの方がおいしいのはどうして?」
「宇宙人がいそうな星は、見つかっているの?」
などなど・・・
大人だったら日々の生活でなんとなく当たり前に感じ、受け流してしまうようなことも、
改めて問われると、たしかに「???」・・・
受け流せるということも、様々な情報の中で生きていく上で、大事な脳のはたらきです。
でも、「どうしてだろう?」と考えることも、脳を発達させたり、
活性化させたりする上で本当に大切です。
(「どうして?」にこだわりすぎて、なかなか前に進めないということもあったりしますが)
子どもたちの感じる世界は、素朴だったり、シンプルだったりもするけれど、
なかなかに複雑で、独特のものもたくさんあり、
同じひとつの現象を前にしても、感じ方や受け止め方は、
その子その子によって、実に多彩です。
小児障がいの子どもたちの中には、外の世界と自分の世界をつなぐ、
「入力(インプット)」と「出力(アウトプット)」に、
問題を抱える子が少なくありません。
「入力(インプット)」
・・・視覚、聴覚、固有覚、認知能力など、外界の刺激や情報を得て、受け止める力
「出力(アウトプット)」
・・・外界の刺激や情報に対して、手足や顔の表情を動かす、話すなど、発信する力
と、ひとまずざっくりととらえておくと・・・
小児障がいの子どもたちは、
「入力」の方法が凸凹だったりすることもあれば、
「出力」のコントロールが、とても大変だったりすることもあります。
医療機器で、呼吸や内臓・心臓の動きなど、分かる部分も日進月歩で増えてきていますが、
まだまだ分からない部分が、山積みのようにあり・・・
でも、子供たちの中の世界は、たしかにあって、
きっとものすごく深くて、豊かで、おもしろい・・・
そう感じさせられながら、施術に取り組んでいます。