治療院のご案内
プラナ治療院の名前の由来
プラナ(プラーナ)とは、インドのサンスクリット語で「生命エネルギー」や「魂」「悪いものをはねつけるもの」を意味します。
プラナ治療院では、笑顔と明るいコミュニケーション、そして心を込めた施術を通じて、患者様のエネルギーを少しでも高めてあげたい、元気を膨らませてあげたい、そんな願いを込めてこの名前をつけました。
治療院概要
訪問診療を中心に行なっておりますが、ご予約後にご来院いただくことも可能です。
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 定休日
- 毎週火曜日・日曜日(祝日診療あり)
- TEL
- 048-678-3639
- 所在地
- 〒336-0091埼玉県さいたま市緑区三室1262-6
(第二産業道路(県道1号)の「不動谷交差点」近く、コープみらい向かいにあります)
アクセス
- 車でお越しの方
- 治療院前に無料駐車場あり
- 電車・バスでお越しの方
- 京浜東北線「浦和駅」東口→市立病院・南台行きのバス→「中尾北」バス停より徒歩0分
- 京浜東北線「北浦和駅」東口→市立病院行きのバス→「教育センター前」バス停より徒歩3分
プラナ治療院の誕生秘話
主人が突然、難病の「重症筋無力症」を発症…
実は26年前に、主人が重症筋無力症という難病になってしまったんです。神経と筋肉の間のコンセントが抜けているような状態で、脳からの命令が筋肉にうまく伝わらないので、筋力がなくなってしまうんですね。最初はまぶたから始まり、喉、手、足、肛門とどんどん全身の筋肉が動かなくなっていく病気です。そして最後は肺や心臓の筋肉も動かなくなって死んでしまうんです。
でも最初はそんな病気だとは思ってもいませんでしたから、まぶたをセロテープで引き上げてTVを見たりしていたんで、ふざけているのかと思っていました。ですが結局検査をしてもらったら、それが重症筋無力症という難病の証だと…。
食事療法をしたり、手術で胸を開いたり
必死で色々調べました。私はもともと仕事の関係で栄養学を学んでいたのですが、この病気の場合、マンガンやコリン、カリウムなどを摂るといいことがわかったんです。
それで山のように食べさせたら、1週間で自力でまぶたは上がるようになったんです!
それから私の友達がたまたま有名な大学病院の先生の奥さんでしたので、相談したらすぐに紹介状を書いてくれたんですね。それで胸腺摘出術という治療を受けることができたんです。全身麻酔をして胸の真ん中を25cmぐらい切って、心臓をどかしてピンポン球ぐらいの腫瘍を取ったんです。ですがなんせ難病ですから、手術をしたからって治る訳ではないんですね。薬を減らせたりはするんですが…。
鍼灸師との運命的な出逢いで、難病指定から外れる!!
私は以前から仕事柄、西洋医学や薬ではなくて、東洋医学とか鍼治療とかに興味があったんですね。そしたらある時偶然、もともとお医者さんで、途中から鍼灸師に方向転換された先生と出逢ったんです。お医者さんの知識と鍼灸の技術。その両方を持っていたので、すぐに主人のことを説明して「お願いします」って頼みました。
ただちょうどその先生が東京から福島に引っ越されたものですから、先生がこちらに戻って来る時に毎回結構なお金を払って治療してもらうようになったんです。それで、おでこのまわりにたくさん鍼を刺して治療してもらっていたら、どんどんムズムズがとれていって、10年ぐらい前から薬を徐々にやめて、最終的に難病指定から外れてしまったんです!!
もちろん鍼治療だけではなくて、栄養補助食品だとか手術だとか色々やったのが良かったんだと思いますが、今でも多少因子はあるものの、症状は何も出ていない状態で、本当に難病指定ではなくなったんです!
運命のイタズラ。プラナ治療院ついに誕生!
6年前の3月、東日本大震災がありましたよね。地震の直後にすぐに先生に電話して「うちに来て。2F使っていいから」って伝えたんです。そしたらちょうど震災から1ヶ月後に先生からお電話を頂いて、「訪問(鍼灸/マッサージ)の仕事をしたいから手伝ってくれないか」って。
その時私はフットケアのお店や歯医者さんの訪問コーディネートをやったりしていたので、道具も揃っていたし、やり方も知っていたので、先生への恩返しと復興支援のつもりで、ほぼボランティアでお手伝いすることにしたんです。
先生が福島から週3回だけこっちに来て、二人で3日間みっちり回って、また帰って行く。そんなやり方を1年半続けました。そしたらある時先生から「向こうもだいぶ落ち着いたんで、自分は身を引くわ」って急に言われたんですね。でも、もう患者さんもたくさんいたので…。それで、一緒にやってくれていた他の先生たちに相談したら、残ってくれるということだったので、続けることにしたんです。それが今から4年以上前、プラナ治療院の始まりです。