ごきょうだいの健気な優しさに触れて。
三寒四温の言葉通り、寒い日と暖かい日が交互にやってきて、少しずつ春の足音が近づいてきましたね。
日頃、訪問マッサージでご自宅へ伺うと、施術を受けるお子様だけでなく、ごきょうだいたちともよくお会いします。
いつも元気に迎えてくれる姿に、私の方がパワーをもらっていますが、同時に「親御さんは毎日、一人で何役もこなして本当に一生懸命向き合われているな」と感じることも多いです。
■健気に「待っててくれる」優しさ
施術中、ごきょうだいが「ねえ見て!」と駆け寄ってきてくれることがあります。
そんなとき、どうしても「ごめんね、今ちょっと施術中だから、終わるまで待っててね」と伝えなければならない場面があります。
すると、状況を察して「分かった」と静かに待っていてくれます。
その健気な姿に触れるたび、私はその子の優しさに胸が熱くなります。
親御さんもきっと、「本当は一人ひとりの話をゆっくり聞いてあげたいけれど、体が一つじゃ足りない…」という、もどかしい思いを抱えていらっしゃることと思います。
■「マッサージの時間」を、みんなの楽しみに
訪問マッサージの時間が、ご家族全員のちょっとしたリフレッシュタイムになればいいなと願っています。
施術が終わったあと、「お待たせ!何を見せてくれるの?」と声をかけると、描いた絵を見せてくれたり、学校の話を一生懸命してくれたり。
以前、私の誕生日に手描きの絵をプレゼントしてくれた子がいて、もう嬉しくて、温かい気持ちでいっぱいになりました。
こうした何気ないやり取りを、とても大切にしています。
おこがましいかもしれませんが、私たちが「ごきょうだいのちょっとしたお喋り相手」になることで、少しでも親御さんの心が少しでも軽くなるような、そんな「ひととき」をお届けできれば嬉しいです。
訪問中のわずかな時間ですが、親御さんが一息ついたり、ごきょうだいと少し向き合えたり。そんな「心のゆとり」が生まれるきっかけになれば幸いです。
これからも、お身体のケアだけでなく、ご家族みんなの心がふんわり軽くなるような訪問を続けていきたいと思います。












